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この物件もう少し安くならないですか? → 安くなるわけありません!!

2019年7月20日

「もし、安くしてもらえるのなら、購入を検討したいと思います。」

このような中途半端なアプローチの場合、

まず、安くなることはありません!

契約が成立することもありません!

 

「もし、安くしてもらえたら、その時点から購入を検討したい。」

・・なんて、中途半端ではダメです!

それより何より、売主様に失礼です!

 

本当に買うかどうか分からない人に、値引き額を提示するわけがありません!

 

残念ながら弊社にも、最近、何故かこのようなお客様が数名いらっしゃいます・・

 

価格交渉をするなら、

購入したい!・・という意思表示を具体的にする必要があります。

「もし、〇〇万円にしてもらえたら、〇月〇日までに手付金〇〇万円を払って契約します。1ヵ月後に残金を払います。」

ぐらいの意思表示をしてください!

もちろん口頭での意思表示ではなく書面で!

 

資金計画も曖昧で、手付金の用意も出来ていない・・。

不動産を購入しようと思っているのなら、そんな状態でいいわけがありません!

購入の具体的な準備をしないまま、物件を探していてはダメです!

そんなんじゃ、良さそうな物件が出てきても、次々と目の前を通り過ぎていきます。

 

具体的な準備とは、

 

売買契約で払う手付金の準備、(今日にでも払える状況作り)

1ヵ月後に払う残金の準備、・・です。

全額現金支払いでない限り、住宅ローンの事前審査の承認を得ておきましょう!

本当に欲しい物件が出た場合に、即座に対応できる状況は整えておきましょう。

 

 

[最悪の場合、売主様を怒らせ、業者間の信用問題に発展する可能性も。価格交渉は慎重に]

 

独りよがりな交渉をする買主様は、「客付仲介業者(買主様側の不動産屋)」のみならず、実は「元付仲介業者」・「売主様」みんなから嫌われます。

 

理由はいくつかあります。

 

まず、何度も言いますが、具体的な値下げ幅を提示せず「できるだけ安くしろ」という要求は売主様側にかなり失礼にあたります。

 

それから元付仲介業者は、売主様(お客様)に対して、具体的な根拠もなく値下げて欲しいという話を持って行きづらいものです。

 

しかも、買うかどうかも分からない状況で気軽に聞いてくる場合には、元付仲介業者の方で「そういう根拠のない値下げは難しい」と、売主様まで話を上げずに断ることも多々あります。

 

もし売主様が「その値段でいいよ」と言っても、「実は買わないみたいです…なんとなく聞いてみただけみたいです…」となれば、「値引きを承諾したのに失礼だな!」となってしまいます。

 

しかも客付仲介業者は、元付業者から「もう少しお客さんに相場や取引のやり方を教えてください。こういうことが続くならもうおたくとは取引しない!」と、会社の信用にも傷が付きます。

 

不動産取引は多くの関係者が関わっていることを忘れず、慎重な価格交渉をお勧めします。

 

あと、無理に大幅な価格交渉をしてしまうと、売主様は売買後も買主様が何か言ってくるのではないか、と警戒してしまいます。

 

気持ちよく売買契約なんてできません。

 

ですので、無理な大幅価格交渉をしてくる買主様には売却をしないこともあります。

 

常識の範囲内の価格交渉であれば購入できた物件が、相場価格でも購入できなくなることもありますので、無理に大幅な価格交渉は厳禁です!

 

ご注意ください!

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