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団体信用生命保険(団信)とは

2019年9月24日

団体信用生命保険(団信)は、住宅ローンを借りる際に必ず加入する保険です。

団信は、住宅ローンを支払っている期間に「死亡」または「高度障害」になった場合に、残りの住宅ローンを支払ってくれる保険のことで、残された家族は、ローンを負担せずに済みます。
もしものときに、生命保険会社がローンを引き受けるので、加入には審査や、告知義務が生じます。
審査の内容は、保険会社によってさまざまで、その詳細は明らかにされていません。

 

告知義務違反をしたら住宅ローンはどうなる?

健康に不安がある方や、治療中の病気がある方は特に、団信に加入できるのか不安になりますよね。
しかし、治療中の病気がある場合には、それを隠してはいけません。
ご自身の健康について、虚偽の告知をすることを、「告知義務違反」と言います。
団信は、残された家族に住宅ローンの負担を残さないために加入します。
加入することばかりに着目されがちですが、もしものときに保障されなければ、意味がありません。
死亡や高度障害の原因が、団信の加入前からの持病に関連してた場合は、保険金は下りません。
約款で定められていますので、よく読んでみましょう。

 

告知義務違反をしたら保険が下りない!ほかの方法で再トライ!

健康に不安がある方は、検査結果を追加提出することで、加入できたという例は多くあります。
諦めずに、まずは相談してみましょう。
住宅ローンを取り扱っている金融機関では、事前に団信の告知書を見せてもらえます。
質問事項がわかっていれば、前もって回答内容を準備し事前審査を受けます。
それでも実際には、団信の審査に落ちることもあります。
しかし、団信の審査は、金融機関が行っているわけではなく、保険会社が行っています。
ですから、その保険会社が変われば、団信に加入できる可能性があります。
審査に落ちてしまった場合も、金融機関を変えて、ほかの保険会社の団信にトライしましょう。
その際、金融機関に、どの保険会社の団信を使っているのか聞いておきましょう。
団信の審査に落ちてしまっても、諦めないでください。
金融機関によっては、保証人を複数立てるなどすれば、貸し出してくれることもあります。
その人の状況によって、相談に乗ってくれることも多いので、早めに相談することをおすすめします。

 

団信に加入できなくても諦めない!

それでも、団信に加入できなかった場合には、どのようにすれば良いのでしょう。
いくつか方法があります。
・ワイド団信(引受条件緩和型団信)を利用する
一般的な団信よりも、引受基準が緩和されています。
ただし、金利0.3%ほど上乗せされます。
取り扱っている金融機関も限定されています。
・フラット35を利用する
フラット35は、団信に加入しなくても、借り入れできます。
フラット35で住宅ローンを組み、ほかの生命保険に加入できるか探してみましょう。
その際、死亡保険額をローンの残債に合わせた、収入保障保険がおすすめです。

 

 

住宅購入は、人生の中でも大きな買いものです。
ただでさえ、ローンというリスクを背負うことになります。
保険は、リスクを軽減させるためのものですから、安心して加入したいですよね。
そのためにも、告知は正確に行いましょう。。

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