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日当たりが悪いけど売れますか?

2024年9月3日

Q:日当たりが悪い住まいをスムーズに売ることはできますか?

 

日当たりの具合にもよりますが査定額は左右します。大きくて全体の2割くらいになる場合もあると言えるでしょう。

 

南向きの土地や角地は日が入りやすいことから査定額も高めになります。それに対して、北向きの不動産は他の方角に比べて査定額が下がり気味になるのが実際のところですが、日当たりの悪い要因は方角のみではないので、周辺環境や間取りを総合的に見て判断されます。

 

 

★日当たりが悪い住まいを買う理由

 

まずはじめに思い出してみてください。「日当たりが悪い」とお悩みのその住まい、その地域の相場から見ると割安だったり、新築分譲住宅の中でも割安な物件だったのでは?

 

長年住んできた愛着のある住まいですから、売主様は「自分の家が高く売れるといいな」と思っています。しかし、その一方で「日当たりが悪かったから安く買えた。ということは売るときも安いんだろうな……」とも、なんとなく感じていらっしゃるはずです。

 

他の物件より割安ということは、日当たり良好の物件より売りづらくなるのは否定できないです。そのため時間がかかったり、ちょっとした工夫や努力が必要になることも。その点を心にとめておいてください。

とはいえ、日当たりが悪いから需要がないわけではありません!買主様の購買条件は本当に千差万別、人それぞれ異なります。日当たりをあまり重視しない人やそれほどこだわりを持たない人がいるからです。

 

 

 

★日当たりが悪い物件を売るためのポイントとは

 

日当たりが悪い住まいを売るポイントは大きく2つあります。

 

1つ目のポイントは前述のように、日当たりをあまり気にしない人です。

物件が向いている、方角の人気ランキングとしては人気の高い順に「南向き」→「東向き」→「西向き」→「北向き」という傾向になっています。人気の高い方が需要も高く、売却価格にも反映されるのは言うまでもありません。

 

南向きは1日を通して日当たりが確保できることから、家で過ごす時間が長い人に特に好まれます。東向きは午前中の日差しが期待できるので、早朝から行動を起こす人に好まれる傾向があります。また、西向きは日差しが長めに確保できますが、西日が厳しいことからやや人気が落ち夕方から夜に行動する人が好みます。

 

では、北向きの物件はどうでしょう。日当たりの良い南向きの逆を考えてみてください。「家で過ごす時間が短い人」が日当たりを重視しない人になるわけです。共働きの家庭や休みの日も常に出かけているアクティブなファミリーなどが思い浮かぶのではありませんか?

 

日当たりの悪い物件にもメリットがあります。直射日光が入りにくいので、夏場でも涼しいこと。家具や蔵書などが日焼けしにくく、傷みが少ないことなどがそれ。これらは買主様に積極的にアピールすべき点と言えます。

 

2つのポイントはなるべく家の中を明るく見せることです。いくら日当たりが悪い住まいだとしても、売り出す際に物件情報として掲載する写真まで暗めでは「見てみよう」という気まで失せてしまいます。撮影は昼間に行うとともに、照明をうまく活用することで室内の雰囲気がぐっと上がります。

 

また、内見に備えて照明を清掃・増設したり、ハウスクリーニングでできる限り汚れを落としておきます。暖色系の明るい色のカーテンに新調するのもおすすめ。こうした工夫で住まいの明るさを演出すれば印象は良くなり、成約の可能性がアップするのは間違いありません。

 

弊社では売却、購入、有効活用等の相談を無料で承っています。

他にもセカンドオピニオンの相談にも対応いたします。現状に疑問や不満を感じている売主様、お気軽にご相談ください。

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